「インスタ投稿、センスがないからデザインがキマらない」
「Canvaのテンプレートは便利だけど、人と被りそう」
インスタ運用では避けて通れないデザインの悩み。
デザインもアカウントの伸びにも影響するので気になるポイントですよね。
そこで今回は、デザインツールCanvaのテンプレートをうまく使いつつ、テンプレートっぽさをなくす活用方法をご紹介します。
1からデザインを作るより圧倒的に簡単かつ時短にもなり、デザイン初心者にもおすすめの方法です。
Canvaのテンプレート活用手順
無料で使えるデザインツールCanva(キャンバ)は、その豊富なテンプレート(以下テンプレ)が特徴のひとつです。
テンプレはプロが作ったデザインの見本、型のようなもの。
もちろんインスタ投稿用のテンプレもあり、そのまま使うもよし、アレンジして使うもよしです。
業種や世界観に合わせたテンプレを検索で探すこともできます。
たとえば「サロン」や「飲食店」「スポーツイベント」などのキーワードを入れるとそれに合ったテンプレが見つかりアレンジも簡単です。
では基本的なテンプレの使い方を、インスタ投稿作成の注意点と一緒に説明しますね。
①元となるテンプレートを選ぶ
まずは元になるテンプレを探しましょう。
「Instagramの投稿(縦長)から探すのがおすすめです。
他には発信内容の業種やコンセプト、関連ワードで検索し、使いたいテンプレを絞り込みます。
②背景を変更する
投稿背景は、発信内容に関連があるものに差し替えるとかなり雰囲気が変わります。
もちろん無地やパターン模様でも問題ありませんが、全体のデザインに合うもの、主張しすぎないものを選びましょう。
③挿入文字を読みやすくする
背景の上に文字を入れると読みづらくなることがあります。
そんな時は、写真と文字の間にフィルターをはさんだり、文字にエフェクトをかけてみましょう。
詳しい手順はこのあと説明します。
④デザインカラーを変更する
テンプレに使われている色を、ターゲットが好む色に変えると世界観が統一されます。
たとえば20代の女性向けならくすみ系ピンク、ビジネス系で男性向けならネイビーやブルーなど。
カラーパレットの色や原色は、そのまま使うと素人感が出て垢抜けないデザインになりがちです。
⑤文字を入れ整える
デザインに必要な文字を追加して整えます。
文字もフォントや色で印象がかなり変わるので、④と同様にターゲットに合わせたフォントを選びましょう。
たとえば明朝体は女性らしく繊細、ゴシック体は力強さやカジュアルな印象を与えるフォントです。
ターゲットの好みや与えたい印象に合わせて選んでくださいね。
もし背景と文字が干渉して読みにくい場合は、エフェクト機能で文字に影をつけると読みやすくなります。
エフェクトは控えめにかけるのがコツです。
⑥全体を微調整する
最後に見づらくないか、文字の読みづらさはないか全体をチェックします。
余白がなく文字がギリギリ詰まったデザインは圧迫感を与える原因。
Canvaのガイドライン表示(余白の目安)を使って、余白をとったデザインを心がけましょう。
行間を適度にとり、文字の位置は、中央揃えや左揃えに合わせると統一感が出ます。
テンプレートのアレンジ技
それでは「いかにもテンプレ」から「自分だけのこなれたデザイン」を作るアレンジ技を4つご紹介します。
デザインに自信のない方や、初めてインスタ投稿を作るという方も安心ですよ。
①背景のアレンジ方法
Canva素材の中にはたくさんの写真、イラストがあり自由に使えます。(一部有料プラン)
キーワードや色、形を指定して、イメージ通りの素材を探しましょう。
例)
-
カフェ 女性
-
花 ピンク
-
ビジネス パソコン
自分で撮影した写真や他の素材サイトの画像を使いたい場合は、ファイルをアップロードするとCanva上で使えます。
②文字を変更する方法
テンプレの文字はいくつかの文字を組み合わせてデザインされていることが多いです。
不要なものは削除して必要な文字を入力しましょう。
字数などが理由でうまく収まらない場合は、別のテンプレから理想の文字だけコピーしてくるのもおすすめ。
1から自分で作らなくても、テンプレを駆使すれば時短でおしゃれな文字の完成です。
③背景にフィルターをかける方法
文字の視認性を上げるために、よく「フィルター」が使われます。
「フィルター」と呼んでいますが、実際は文字の下に別の図形を敷くことで文字を読みやすくする手法です。
図形に決まりはありませんが、四角や円形など字のボリュームに合った図形・サイズを選んでくださいね。
たとえば色を「白」にして透明度設定を「70〜90」にすると、ふわっと白いフィルターがかかったように見え、文字の視認性がUPします。
背景に影響されず文字を配置できるので、ぜひ覚えておきましょう。
④文章をアーチ状にする方法
文章をアーチ状にして、こなれたイメージにする加工テクです。
「エフェクト→図形」を選び「湾曲させる」を選択します。曲がり具合の設定値は「15〜25」ぐらいがおすすめです。
やりすぎると逆に「いかにも」な感じで素人っぽく見えてしまうので、さりげなく使いましょう。
インスタ投稿作成時の注意点
最後にインスタ投稿作成で注意したい5つのポイントを挙げました。
インスタならではの注意点もあるのでしっかり理解しておきましょう。
①投稿全体に統一感をもたせる
インスタのプロフィール画面に投稿が並んだとき、全体の統一感はありますか?
一つひとつはよくても、投稿が集まったときに表紙のデザインがバラバラでは残念です。
もしいくつかのデザインパターンをを使うとしても、デザインが並んだ時の見え方も考えて作りましょう。
②デザインをコロコロ変えない
スマホでインスタを見ると、1画面にだいたい9〜12投稿が並びます。
最低12枚は同じデザインで投稿を続けると、統一感が出てアカウントの印象がよいです。
コロコロ変えるのは手間も時間もかかるので、よく考えて長く使えるデザインを作りましょう。
③写真の色味をそろえる
写真を選ぶ際、特に表紙に使う写真は色味に統一感をもたせましょう。
たとえば「ビジネス系」の写真に統一したとしても、強い色、カラフル、モノクロとテイストが混ざるとちぐはぐに見えます。
Canvaでは写真検索で、色味の検索ができるのでぜひ活用してください。
また、「画像編集」からは、写真の色調整やフィルター機能も使えますよ。
④余白を意識する
プロは余白もデザインの一部と言います。
プロフィールページでも、おすすめ欄に載ったときも、適度に余白がある方が文字やイラストが目に入りやすいです。
初心者のうちはついつい文字や素材を増やしがちですが、余白の視点からも投稿を見直してみましょう。
⑤ブランディングを意識する
デザインは自分好みではなく、ターゲットが好むもの、与えたいイメージなど、ブランディングに合わせたデザインが優先です。
ターゲット層や業種に合わせたデザインが分からない時は、ホットペッパーや雑誌などからヒントがもらえます。
たとえばエステサロンなら、店舗の外観・内観の写真を見て、店舗の雰囲気をデザインに取り入れると大きくイメージからずれません。
まとめ
インスタ投稿を0からデザインするのはとても大変で、ここで挫折してしまう人も多いです。
でもCanvaのテンプレを使えば、時短でおしゃれな投稿が簡単に作れます。
まずはテンプレの素材や色、文字をちょっとアレンジすることから始めてみましょう。
どんなデザインでも大切なのは、ターゲット目線やブランディングからブレないデザインを作ること。
しっかりターゲットや業種のリサーチをしてから、デザイン作りに取りかかりましょう。
デザインに苦手意識があった人も、ぜひこれをきっかけにCanvaを使って投稿デザインを作ってみてくださいね。
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