「在宅で仕事ができる」「時間や場所にとらわれない」「人間関係の悩みから解放される」

と自由度が高いことが魅力のフリーランス。

 

フリーランスになると気楽になるって本当?

気楽になれるならフリーランスになりたい!

と、お考えではありませんか?

 

しかし、実際はフリーランスはそこまで気楽ではありません。

なぜならフリーランスは強い責任感や自己管理、さらに収入を安定させるためには、継続した案件を獲得する必要があります。

 

気楽そうという理由だけで、易にフリーランスになるのは危険です。

 

そこで、フリーランスになりたいと思っている人は、自分がフリーランスに向いているかどうか、判断してから決めるとよいでしょう。

 

この記事では、以下について解説します。

  • フリーランスが気楽ではない理由
  • 安定したフリーランスになるには
  • フリーランスが向いている人、向いていない人

 

この記事を読めば、あなたがフリーランスに向いているかどうか判断できます。

これからフリーランスを目指す方は、ぜひ最後までお読みください。

 

フリーランスは気楽ではない理由

冒頭でもお話ししましたが、フリーランスは決して気楽ではありません。

その理由は、主に4つあります。

フリーランスは気楽ではない理由

それぞれについて解説します。

 

収入が安定しない

フリーランスの案件は、単発で請け負うものから継続案件までさまざまです。

一般社団法人フリーランス協会による「フリーランス白書2021」では、フリーランスを続けていくうえでの課題を調査しています。

フリーランスを続けていく上での課題

出典:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会調査「フリーランス白書2021」

このグラフを見てわかるように、「収入がなかなか安定しない」ことが課題の1位です。

 

収入が安定しない不安から、フリーランスで働くことをあきらめてしまう人も多い現実。

案件獲得のことで頭がいっぱいになり、とても気楽に働ける状況ではなくなってしまいます。

 

事務作業を自分でおこなう必要がある

【自分で行う手続きの例】

  • 案件獲得のためのクライアントとのやりとり

  • 請求書送付

  • 経理、確定申告

  • 保険等の手続きなど

フリーランスになると、経理にかかわる事務作業や手続きを自分でおこないます。

そのため税務上のわからないことや、苦手なことに時間をとられてしまうことも。

 

専門家に依頼する方法もありますが、収入が安定しないうちは自分でおこなうことが多いです。

実際の仕事以外にも、やらなければいけない業務がたくさんあることを理解しておきましょう。

 

自身で作業量を管理する必要がある

収入が安定しない不安から案件を抱え込み、業務過多になる場合があります。

そうなると丁寧な仕事ができなかったり、納期に遅れたりとクライアントに迷惑をかけてしまうでしょう。

 

自分のできる業務がどのくらいなのか把握して、自分で作業量を管理する必要があります。

引き受けている業務の把握や納期、スケジュール管理など一元管理できるようにしておきましょう。

 

安定したフリーランスになるには

いきなりフリーランスになったとしても、気楽になれるわけではないことがわかりました。

では安定したフリーランスになるにはどうすればいいのでしょうか。

 

そのポイントを3つご紹介します。

安定したフリーランスになるためのポイント

 

副業から始める

これからフリーランスになるなら、副業から始める方法がおすすめです。

今の仕事を続けながら、帰宅後の時間や休日を利用して始めてみましょう。

 

フリーランスになったとはいえ、すぐに案件を獲得できるとは限りません。

副業でできることからスタートして、仕事量が多くなってきたらフリーランスとして独立すると安定した収入にもつながるでしょう。

 

副業からスタートするなら、クラウドソーシングサービスや、知人から紹介してもらう方法があります。

自分がどれくらい業務ができるか、どんなスキルがあるのか棚卸ししてみましょう。

 

クラウドソーシングサービスとは、仕事を依頼した企業と、仕事をしたい個人をつなぐサービスです。

未経験でもできる案件がありますので、いくつか登録しておきましょう。

【おすすめのクラウドソーシングサービス】

どちらもクラウドソーシングサービス大手であり、案件数もトップを誇ります。

登録に迷ったらこの2つを登録しておきましょう。

 

スキルアップする

フリーランスには幅広い業務があります。

自分がどんな仕事を通じてフリーランスになりたいのか考えてみましょう。

 

専門的なスキルがあると、フリーランスとして活躍しやすい傾向があります。

資格や専門スキルが活かせる仕事をいくつかご紹介します。

【フリーランスで専門的なスキルが活かせる仕事】

  • プログラマー

  • システムエンジニア

  • CGデザイナー

経済産業省の調査によると、需要の伸びが高い場合には2030年に約79万人のIT人材が不足すると言われています。

IT人材供給に関する調査

出典:2019年みずほ情報総研株式会社「IT人材供給に関する調査」

 

この調査から、IT人材の需要は今後も増加傾向にあり、スキルのあるフリーランスは活躍できるといえます。

今後フリーランスで安定した仕事を獲得するなら、ITスキルを身につけるのがよいでしょう。

 

女性オンラインスクール「リモラボ」ではスクール内で実践的なスキルを身につける環境が整っています。

詳しくはぜひこちらをご覧ください。

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ある程度の貯金を確保しておく

フリーランスで安定するまで、生活面に困らないよう貯金をしておきましょう。

独立後にどのくらいの期間で安定するのかわかりませんよね。

 

1年くらいの生活費が確保できるくらいの貯金があれば安心です。

独身既婚、子どもの有無などでも必要な金額はそれぞれ異なります。

自分が不安にならない金額を目標に貯金しておきましょう。

 

以下の4つの点もフリーランスで貯金が必要な理由としてあげられます。

【フリーランスで貯金が必要な理由】

  • 税金の支払いがある

  • 退職金がない

  • 傷病手当がない

  • 収入がなくなる恐れがある

これらをふまえて、最低限必要な額を貯金しておきましょう。

 

フリーランスに向いている人

フリーランスに向いている人

では実際にフリーランスが向いているのは、どのような人なのでしょうか。

 

フリーランスとして独立後に「やっぱり向いていなかった」では取り返しがつきません。

そうならないために、自分がフリーランスに向いているかどうか、まずはチェックしてみましょう。

 

やった分だけ稼ぎたい人

努力した分、収入として返ってくるのがフリーランスの魅力のひとつです。

会社員と違って、収入の上限がないためやりがいを感じるでしょう。

 

努力が数字にあわられるので、成果を認められたい人におすすめです。

 

2020年に内閣官房日本経済再生総合事務局が行った、フリーランス実態調査結果によるとフリーランスを本業として取り組む人の年収で最も多い結果は、年収200~300万円でした。

フリーランスの年収調査結果(2020年)

出典:2020年内閣官房日本経済再生総合事務局「フリーランス実態調査結果」

 

年収の幅は広く、100万円未満がいる一方で年収1,000万円以上のフリーランスも存在しています。

やればやるほど収入につながる可能性が高いのもフリーランスの働き方の特徴です。

 

自己管理能力が高い人

フリーランスで案件を獲得したら、納品まで高い自己管理能力が重要です。

納期に間に合わせるのはもちろんのこと、自分が引き受けている案件の把握とスケジュールを理解しておきましょう。

 

急なタスクや仕事の依頼が入ることもあり、「できなかった」では終われません。

確実に業務こたすために自己管理できるツールの利用もおすすめです。

 

また体調管理も仕事のうち。案件を引き受けすぎて体調を壊してしまった……とならないように気をつけましょう。

 

予定が変わっても対応できる人

決められた業務、決められたスケジュールをこなすだけではなく、クライアントによって納期が変わったり、作業量が変更になったりします。

 

急な変更でも柔軟に対応ができると、とても重宝されます。

予定が変わっても対応できるように、普段から早めに納品したりスケジュールに余白を持たせるのがおすすめです。

 

フリーランスに向いていない人

フリーランスに向いていない人

自由な働き方が魅力のフリーランス。実は向いていない人もいます。

どんな人がフリーランスに向いていないのかご紹介します。

 

もしあてはまるならフリーランスではない道がいいのかもしれません。

または、フリーランスになるために改善してみるのもいいでしょう。

 

安定した収入を求める人

すぐに安定した収入を求める人は、フリーランスには向きません。

フリーランスは自分で案件を獲得しなければならず、すぐに安定した収入を得ることは難しいでしょう。

 

収入がアップする魅力はありますが、安定した収入が毎月もらえるとは限りません。

 

クライアントの都合などにより、急に仕事がなくなることがあり得ます。

安定した収入を重視する人は、会社勤めの方が向いています。

 

責任感がない人

フリーランスは納期やスケジュール管理など、すべて自分でおこなう必要があります。

責任感がなく、フリーランスだからといって納期に遅れたり中途半端に納品したりすると、信用を失って次の依頼はなくなります。

 

そのほか体調管理にも気を配る必要があります。

万が一体調を崩して納期に間に合わないといった事態でも、誰かが代わりにしてくれることはありません。

 

自分自身が看板であると認識して、一つひとつ責任をもって取り組む必要があります。

 

コミュニケーション能力に不安がある人

フリーランスで仕事を獲得するには、コミュニケーション能力は必須です。

 

クライアントとの意思疎通や確認するべき業務がたくさんあります。

クライアントからの依頼をただこなすだけではなく、提案する場面もあるでしょう。

 

案件によってはチームで動くことも。

作業はひとりだとしてもチームで協力する業務は、コミュニケーションを取りながらよいものを作り上げることが大切です。

 

指示がないと動けない人

フリーランスは会社のように、丁寧な指示がくることはほぼありません。

自分で考えて業務を進めます。

 

指示がないと動けない人は、収入にも影響が出るでしょう。

またひとりで作業していると孤独感を感じる人もいます。

 

ひとりで仕事をすることに孤独ではなく、自由な働き方と割り切れる人でないと厳しいかもしれません。

長く安定した収入を得るフリーランスになるには、自ら動きステップアップすることも必要です。

 

まとめ

フリーランスは決して気楽ではありません。

なぜフリーランスになりたいのか、どうしてもフリーランスでなければいけないのか、よく考えてみましょう。

とはいえフリーランスで仕事をするメリットはたくさんあります。

 

家庭の事情や身体の都合などでフリーランスを目指すなら、「気楽ではない」ことを念頭において行動しましょう。

いつまでにこうなりたいと期限を決めることも大切です。

 


 

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