インスタ運用をおこなうも、なかなか集客につながらず、悩んでいませんか?
原因を突き止めて改善しようにもなにから始めればよいかわからないという方もいるでしょう。
この記事では、インスタ運用が伸び悩んだときに見返すべきポイントと、ターゲットに刺さる投稿を作るコツを紹介します。
お客様がどのようなプロセスで問い合わせにいたるかを正しく理解し、問題がある部分をピンポイントで改善しましょう。
個人アカウントの運用時だけでなく、クライアントのインスタ運用代行をおこなう際にも参考にしてください。
お客様が問い合わせに至るまでの4ステップとは?
そもそも、お客様がどのようなプロセスでお問合せに至っているか、理解できていますか?
実はこのプロセスに重要なヒントが隠れています。
アカウントを分析する際は、お客様が止まっているステップはどこか正しく把握する必要があります。
しかし、どこで止まっているかはお客様に聞いてみないとわからないですよね。
そこで重要になるのがインサイトの数字です。
次からご紹介する4つの数字を見れば、見直すべきポイントが見えてきますよ!
①インプレッションが少ない=投稿が見られてない
投稿のインプレッション※が少ない場合、そもそもお客様に投稿が見られていない可能性があります。
※インプレッション:投稿が表示された回数。ひとりが2回見たら、インプレッションは2。
投稿のタイトルは一目見ただけで「内容が気になる!」と思わせる魅力的なものになっていますか?
検索をかけたお客様の目に留まるには、ハッシュタグやキーワードを投稿のキャプションに盛り込むことも大切です。
以下3点を見直してみましょう。
・ターゲットに合わせたタイトルを付ける ・適切なハッシュタグを付ける ・検索キーワードを確実に記載する |
初心者向けの内容と中・上級者向けの内容では、タイトルの付け方や言及すべき範囲も異なります。
ターゲットのレベル感や、フォロワー層を意識したタイトル付けが重要です。
アカウントの運用方法や目的は個人によって異なりますが、まずはターゲットが正しく設定されているか見直しましょう。
また今後は、インスタのアルゴリズムとして、キーワード検索機能の重要性が高まると考えられています。
とにかく数を打てばいいという訳ではありませんが、キャプションにはキーワードと関連するハッシュタグを適度に含め、SEO対策を意識することも大切です。
②エンゲージメントが低い=投稿内容が魅力的でない
投稿のエンゲージメント(いいね・コメント・保存をすべて足した反応の数)が低い場合、投稿が魅力的でない可能性があります。
日頃から有益情報を発信するのは大前提ですが、内容が理解しやすいかどうかも大切です。
難しい門用語は避けて文字数をなるべく減らし、お客様の理解を助けましょう。
以下3点を見直してみてください。
・いいねやコメント、保存の数から内容を分析する ・図解を使うことで文字数を減らし視覚的に理解しやすくする ・アクションを促すサンクスページを設ける |
いいねやコメント、保存の数を投稿ごとに比較・分析し、反応が多い内容と少ない内容の特徴を探してみましょう。
「こうすれば必ず伸びる!」といった絶対的な基準は存在しないので、自分なりの考察が必要です。
ただ数値を見比べるだけでなく、紙やメモに書き出して可視化することで得られる気付きもたくさんあります。
「初心者向けの投稿は保存数が多い」「文字を減らして図解を増やすと保存率が高い」など、具体的な傾向をつかめるとベストですね。
フォロワーやターゲット層に刺さる内容を明確化することで、アカウントが伸びるようになります。
文字を減らすために図解を入れ、視覚的なわかりやすさを演出するのも効果的。
文字が多くなる場合も、矢印や画像を使って配置を工夫すると見やすい投稿になります。
お客様は文字を読まずに内容を流し見することが多いため、最後のページまで投稿を見てもらう工夫をしましょう。
エンゲージメントを上げるためにサンクスページを作るのも大事です。
いいねやコメント、保存の方法を知らないお客様も一定数存在します。
投稿の最後にサンクスページを設けて、目を通してもらったお礼を述べつつ「いつでも見返せるように」と保存を促しましょう。
③プロフィールアクセス数が少ない:投稿者に興味を持たれていない
プロフィールへのアクセス数が少ない場合は、投稿者に興味を持たれていない可能性があります。
他のアカウントと差別化できていなければ、どんなに有益な情報を発信しても、プロフィールまで見てもらえません。
検索やおすすめで投稿を目にした際に「他の投稿も気になるな」と思われていない状態です。
あなた自身に興味を持ってもらうために、しっかり差別化をはかりましょう。
以下2点を見直してみてください。
・あなたならではの情報や体験談を発信する ・プロフィールへの導線を明確にする |
あなたならではの有益な情報や、体験談を積極的に発信しましょう。
「〇〇で経験したこと」「〇〇して参考になったこと」など、実際に感じた具体的な情報を盛り込むことで、アカウントの差別化につながります。
お客様の反応がよい投稿を検証・分析して、情報発信で押し出すべきポイントを把握することが大切です。
キャプションや投稿内では、プロフィールへの誘導をおこないましょう。
キャプションには自分のメンションを忘れずに付けてくださいね。
導入ページやサンクスページには「フォローはここをタップ!」「他の投稿はこちら!」と明記してからアカウントをタグ付けすることで、プロフィールアクセスを促しましょう。
④Webサイト訪問数や問い合わせ数が少ない:サービス内容や問い合わせ先がわかりにくい
Webサイト訪問数や問い合わせ数が少ない場合は、サービス内容や問い合わせ先がわかりにくい可能性があります。
情報発信の軸やサービス内容がわかりにくいと、お客様はアクションを起こしづらいもの。外部サイトへの誘導やDMでのやり取りはリスクもあるため、少しでも怪しいアカウントへの問い合わせは避けたくなりますよね。
こんな時は、ぜひ以下2点を見直してみてください。
・なにをしている人か明確にする ・プロフィールやハイライトを有効活用する |
活動内容や実績をプロフィールに記載し、誰がどのようなアカウントを運用しているかお客様に伝えましょう。
過去のストーリーズにタイトルとカバー画像を付けて残せる「ハイライト機能」も情報をまとめるには非常に便利です。
お客様が問い合わせをする際の導線を整えることも大切です。
インスタから集客したい場合、以下の4点に気をつけましょう。
・外部サイトにアクセス ・プロフィールのURLからLINEを追加 ・DMやコメントで誘導する ・問い合わせの際の導線を明確にする |
そもそも、投稿やプロフィールに問い合わせ方法を記載できていますか?
DMやLINEに誘導する場合、送るメッセージの内容に迷う方もたくさんいます。
プロフィールや投稿に「DMに〇〇と送ってください!」と記載しておくだけで、お客様が迷う時間や手間を省くことができ、問い合わせのハードルも下がります。
まとめ:インスタ運用で見直すべきポイントを正しく理解しよう!
インスタ運用が伸び悩んでいるときは、4つの数値を分析して改善すべきポイントを正しく見極めることが大切です。
①インプレッションが少ない場合は、投稿が見られていません。
魅力的なタイトルを付けて、検索にヒットするよう本文中にキーワードを含めましょう。
②エンゲージメントが低い場合は、投稿に魅力を感じてもらえていません。
文字数を減らし、視覚的な見やすさを意識して、一目で内容が伝わる投稿を作りましょう。
③プロフィールへのアクセス数が少ない場合は、投稿者に興味が向けられていない可能性あり!
他アカウントとの差別化を図り、あなたならではの情報発信をすることが大切です。
④問い合わせ数が少ない場合は、サービス内容や問い合わせ方法のわかりにくさが原因。
サンクスページやプロフィールを有効活用し、お客様が問い合わせする際の導線を明確にしましょう。
すべてを同時に改善するのは手間と時間がかかるため、最も反応が悪い部分から見直してみましょう。
また日頃から分析データをチェックする癖もつけたいですね。