「Canvaでインスタ投稿用のサンクスページを作ってみたい」

「でも作成時のポイントがわからない」

 

このような要望や疑問に応える記事です。

 

この記事を読むと、Canvaの機能を活用してインスタのサンクスページが作れるようになります。

Canvaの機能をフルに活用して、効率よくサンクスページを作りたい方は、最後まで読んでみてくださいね。

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サンクスページとは

サンクスページとは、投稿を見たユーザーに、次の行動をうながすページのこと。

「どんな行動をしてもらいたいか」をじっくり考えてから作成します。

 

この工程をおろそかにすると、ユーザーを正しく誘導できないので注意してください。

 インスタ投稿のサンクスページとは

またありがちな例として、ずっと同じサンクスページで発信し続けるパターンがあります。

これではユーザーに刺さらず、行動もうながせません。

定期的に複数種類作って、目的に合わせた誘導をおこないましょう。

 

「いいねをうながすサンクスページ」を作る場合

「いいねをうながす」サンクスページ

「いいねをうながすサンクスページ」を作る目的は、その名のとおり、ユーザーにいいねしてもらうことです。

 

「そんなもの作らなくてもいいのでは?」と思う方もいるでしょう。

しかし、SNSの特徴や機能をよく知らない人たちへの配慮も大切です。

たとえ年齢が若くても、これまでSNSに興味がなかった方なら、いいねの方法が分からない場合もあります。

 

ご自身の「当たり前」が、必ずしも他の人に通用するとは限りません。

誰にでもわかりやすくなるよう配慮して、機会損失を防ぎましょう。

 

「いいねをうながすサンクスページ」に盛り込むべき具体的な要素

「いいねをうながすサンクスページ」を作る際、具体的にどのような要素を盛り込めばいいでしょう?

たとえば下表のようなものがあげられます。

要素

具体例

感謝の気持ち

  • 最後まで読んでいただきありがとうございます

  • Thank you

  • Thank you for reading など

行動をうながす言葉

  • 画面を2回タッチしてみてください

  • 画面を2回トントンしてね

行動につながる素材

  • 真ん中にハートをおく

  • 他の素材におきかえる

これら3つの要素を上手に組み合わせると、思わず「いいね」したくなるサンクスページになります。

 

サンクスページ作成のポイント

「いいね」だけでなく「コメント」や「保存」「フォロー」をうながしたいときもありますよね。

「発信内容の認知拡大」を目的とする場合もあるでしょう。

 

しかし、そういったサンクスページをゼロから作り上げるのは大変です。

そこでここからは、サンクスページの作成時に押さえておきたいポイントを解説します。

サンクスページ作成時のポイント

 

日常生活で常にアンテナを張る

何気なくSNSを眺める中でも、デザインのヒントが見つかることはたくさんあります。

常にアンテナを張り、いいなと思ったアイディアはすぐにスクリーンショットを撮って、記録に残しましょう。

 

また自分のジャンルだけをリサーチ対象にしていると、視野がどんどん狭まるので、いろいろなジャンルやカテゴリーをとにかく調べてみるのも大切です。

 

リサーチに使用する媒体も、インスタだけではなく、Pinterest(ピンタレスト)やLemon8(レモンエイト)など、いろいろなツールを使用してみてくださいね。

 

撮り溜めた画像は意識して整理しておかないと、後から見返しにくくなります。

スクリーンショットした画像はその都度Canvaへアップロードし、管理するのがおすすめです。

【Canvaにアップロードし管理する2つの方法】

  1. ホワイトボードへの貼り付け

  2. プロジェクト内のフォルダにタグ付けして入れる

 

1つ目の「ホワイトボードへの貼り付け」は以下のようにおこないます。 

Canvaのホワイトボードの使い方

 

Canvaのホワイトボードに貼り付ける方法

1

Canvaのホーム画面を開く

2

上部「ホワイトボード」ボタンを押す

3

色々なテンプレートがデザインがでてくる

4

一番左上の「ホワイトボード」を選択

5

撮影したスクショをアップロードする

6

アップロードしたスクショを貼り付ける

 

2つ目の「タグ付けしてプロジェクト内のフォルダに保存する」場合は、以下の操作をおこないましょう。

アップロードした画像にタグ付けする手順

アップロード画像をタグづけして保存する方法

1

画像の上にカーソルを合わせるとでてくるアイコン「⋯」をクリック

2

タイトル編集の下にあるタグづけの空欄がでてくる

3

「タグを追加する」から追加したいキーワードを入力

 (例)サンクスページ、いいね

4

チェック「✔️」を入れる

5

ホワイトボードに「保存されました」と表示され、保存が完了

※登録したタグの反映にはやや時間がかかります。

 

ほかのアイディアを参考にして工夫する

競合のサンクスページで「いいな」と思ったアイディアがあったら、どんどん取り入れましょう。

 

ただし、そのまま真似るのは避けてくださいね。

どう作り変えられるか考えることが大切です。

季節感を出す、言葉のニュアンスを変えるなど、工夫してみてください。

 

Canva内にも豊富なテンプレート素材が用意されています。ぜひ下記のキーワードで検索してみてください。 

基本素材の検索方法

インスタ+いいね・コメント・シェア・保存

(例)「インスタ いいね」「インスタ 保存」

 

作ったあとは分析しよう!

作成したサンクスページはそのまま使い続けず、定期的にアップデートしましょう。

もし1年以上同じサンクスページを使い回しているなら、すでに替えどきです。

 

サンクスページを繰り返し使っていると、ユーザーは何も行動してくれなくなります。

ぜひいろいろなバリエーションを作ってみてください。

 

またサンクスページで、本当に行動をうながせているか分析することも重要です。

そのデザイン、その言葉で、数値の変化があったか仮説・検証すると、よりよい結果が得られるでしょう。

 

サンクスページ作成で使えるCanvaの基本機能

ここからは、サンクスページ作成で使えるCavaの基本機能を解説します。

サンクスページ作成に使えるCanvaの基本機能

 

使える基本機能1.エフェクト機能

Canvaの基本機能「エフェクト機能」

 

文字に次のような加工を加える機能です。

  • 影付き

  • ネオン

  • 背景

  • 湾曲 など 

ただし、加工しすぎると読みづらくなるので注意しましょう。

 

役立つ基本機能2.アニメーション機能

Canvaの基本機能「アニメーション機能」

 文字のみや素材のみをアニメーションで強調も可能です。

Pro(有料)ではアニメーションのスピード調整や入りの場所も、左右・上下・斜めなど指定ができます。

アニメーションの削除は一番下の「削除」ボタンから、削除してくださいね。

 

役立つ基本機能3.透明度

Canvaの基本機能「透明度」

背景や素材の濃度調整が必要なときに使う機能です。背景の濃度が濃いものは薄くできます。

 

役立つ基本機能4.配置機能

Canvaの基本機能「配置機能」

 文字や素材の配置をワンクリックで指定できる機能です。

複数選択して一度に配置を整える方法もあるので、ぜひ覚えましょう。

 

まず「Shiftキー」を押しながら配置したい対象物を複数選択します。

次に「配置」ボタンを押してから縦の「中央揃え」を選ぶと、一気に真っ直ぐ配置可能です。

左揃えにしたい場合は、「左揃え」を押しましょう。

 

そのほか、「整列」や「均等配置」などいろいろあるので、試しながら覚えてみてくださいね。

 

まとめ

今回はCanvaの機能を活用して、サンクスページを作る方法を解説しました。

要点は以下です。

  • サンクスページとは、投稿を見たユーザーに次の行動をうながすページのこと

  • サンクスページを作ったら仮説検証し、常にアップデートし続ける

  • リサーチしたサンクスページのスクショはホワイトボードやフォルダ分け、タグづけを活用するとよい

いいねのサンクスページだけでなく、コメントや保存などいろいろなページを作ってみて、仮説検証しながら使い分けてみてくださいね。