「未経験からフリーランスになりたいけど、本当になれるのかな」と不安に思っていませんか。

 

結論からお伝えすると、未経験でもフリーランスになれます!

とはいえ、具体的にどのような準備や行動をすればフリーランスになれるのかわからないですよね。

 

そこで今回は、未経験からフリーランスになりたい人に向けて準備や手順をまとめました。

 

フリーランスになりたいけど、何から始めたらいいかわからない方は、最後まで読んでフリーランスになるための最初の一歩を踏み出してみてくださいね。

 

フリーランスという働き方

フリーランスは、特定の会社や組織に所属せずに個人で仕事を受注する働き方です。

自分の経験やスキルなどを活かして仕事を受注するフリーランスには、さまざまな分野があります。

 

2017年に一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会がおこなった「フリーランス白書2018」の調査結果によると、フリーランスの主な収入源となっている職種は以下の通りです。

 

フリーランス白書2018「主な収入源となっている職種」

引用:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会フリーランス白書 2018

 

グラフを見てわかるように50%以上が、IT・クリエイティブ系です。

次に多いのがコンサルタント・カウンセラーで、約12%となっています。

 

フリーランスの多くはIT・クリエイティブ系の職種で収入を得ており、今後も需要が高まるといわれています。

IT・クリエイティブ系の具体的な職種と仕事内容は、以下の通りです。

 

職種

仕事内容

ITエンジニア

コンピューターを動かすためのシステムを設計する仕事。

代表的なのはシステムエンジニア、プログラマーなど

デザイナー

Webサイトやチラシ、名刺などのデザインを制作する仕事

ライター

Webメディアや雑誌、書籍など企画にあった文章を書く仕事

SNS運用

企業に代わってSNSアカウントを運用したり、自分のSNSアカウントで広告収入を得たりする仕事

 

未経験からフリーランスになるまでの流れ【準備編】

フリーランスになりたいと思ってもなにから始めればよいか悩みますよね。

フリーランスになるまでの流れは以下のようになります。

 

フリーランスになるまでの流れ

 

理想の収入を決める

フリーランスになろうと決意したら、まずは生活にかかるお金を把握しましょう。

 

たとえば、生活費が月20万円かかるから最低20万円は必要。

さらに貯金もしたいし月に1回旅行にも行きたいから40万円は必要……。

というように理想の生活をするために必要な収入を考えてみてください。

 

今後得たい理想の収入を設定すると、仕事の契約や金額を決定する際の参考になります。

フリーランスになってもすぐに十分な収入を確保できるとは限りません。

 

フリーランス白書の調査結果によると、フルタイムで働くフリーランスの年収は人によってさまざまです。

 

フリーランス白書の調査結果「フルタイムフリーランスの年収」

引用:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会フリーランス白書 2018

 

グラフからわかるように、300〜500万円の割合が30.2%と最も多くなっており、300万円未満と500〜800万円未満の割合がそれぞれ2割ほどとなっています。

 

業種や職種、稼働時間などによってフリーランスの収入は変わるので、自分がどのくらい収入を得たいか具体的に設定することで次の準備もスムーズに進んでいくでしょう。

 

職種を決める

次は、自分のスキルや強み、理想の収入を踏まえてフリーランスとして働く職種を決めます。

よく「好き」と「得意」が重なる部分を仕事にするとよいともいわれますが、自分になにが向いているのかすぐに決めるのは難しいかもしれません。

 

もしフリーランスとして活かせるスキルがないという場合は、必要な知識を学びながら仕事の獲得を目指してもよいでしょう。

フリーランスとしておすすめの職種と必要なスキル、年収の相場をまとめたので、職種選びの参考にしてみてください。

 

職種

必要なスキル

年収相場

プログラマー

プログラミング

400〜1,000万円程度

Webデザイナー

Webデザイン

300〜900万円

ライター・編集者

ライティング

校正・編集

200〜600万円

動画クリエイター

動画編集

300〜800万円

SNS運用代行

SNS運用

Webデザイン

ライティング

200〜600万円

 どんなことだったら続けられそうか考えるために、自己分析をしてみることも重要です。

 

退職までの計画を立てる

今現在お仕事をされている方は、職種を決めたら具体的な退職までの計画を立てましょう。

たとえば「月30万円を稼いだら退職する」「〇月〇日までに稼いで退職する」と明確に決めると、行動に移しやすくなります。

 

フリーランスになるにあたって退職時期や収入などの目標ができたら、次は案件を獲得するために実際に行動していきましょう。

 

必要な知識・スキルを学ぶ

未経験からフリーランスになって仕事を受注するには、まずは仕事で必要な知識やスキルを学びます。

学ぶ方法としては、以下のような方法があります。

  • 書籍やYouTube動画で独学する

  • オンライン学習サービスを受講する

  • オンラインセミナーやサロンなどの有料教材を購入する

  • オンラインスクールに入る など

 自分に合った学び方で、フリーランスになるためのスキルを磨きましょう。

 

退職した後に勉強してもよいですが、仕事を受注できない状態が続いて焦ってしまうことも。

安定的に仕事が受注できるフリーランスになるためにも、退職前から知識やスキルを身につけておくと安心です。

 

フリーランスになるためのスキルを勉強する方法はさまざまありますが、そのひとつが、学びから自走までオールインワンでサポートする女性向け実践型オンラインスクールのリモラボです。

 

リモラボは、SNS活用法を実践的に学んで自由な働き方を実現したい女性をサポートしています。

リモラボの詳細は、「リモラボならフリーランスに必要なスキルを習得できる」で紹介しています。

 

また、フリーランスとして活動するにはスキルだけでなく、お金の知識も必要です。

税金の計算や納税などすべて自分でする必要があるため、税金や確定申告、年金、健康保険、住民税などの知識もしっかりと頭に入れておきましょう。

 

実際に仕事を探す

スキルや知識を習得した後は、実際に仕事を見つけて実務経験を積んでいきます。

未経験の方がフリーランスの仕事を受注する手段には、以下のものがあります。

 

  • クラウドソーシング

  • 知人の紹介

  • 案件募集に応募 など

 

フリーランスは案件の獲得が収入に直結するため、最初の時期は収入が安定しない可能性もあります。

したがって、会社に勤めている方は、今の仕事を続けながら少しずつ実績を積んで独立する準備を進めるのをおすすめします。

 

【クラウドソーシングとは?】

クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい発注者と仕事を受注したいワーカーをマッチングするサービス。

たとえば、クラウドワークスランサーズが有名なクラウドソーシングサイトです。

 

独立までに必要な手続きを進める

独立に向けて、仕事を探すのと同時に以下の手続きも進める必要があります。

  • クレジットカードを作る

  • 賃貸契約・ローン契約をする

  • 事業用の口座・クレジットカードを作る

  • 開業手続き・青色申告の準備

  • 現業務の引き継ぎ準備 など

 フリーランスは会社員と比べると収入が不安定で、ローンやクレジットカードの審査に通りにくい傾向があります。

賃貸やローンの契約が必要で、現在会社員として勤めている方は退職までに手続きを済ませておくと安心です。

 

また、プライベート用の銀行口座とは別に、事業用の口座やクレジットカードを作っておくと、確定申告の準備がスムーズです。

 

未経験からフリーランスになるまでの流れ【独立編】

次は、フリーランスになった後の流れをご紹介します。 

未経験からフリーランスになった後の流れ

 

フリーランスとして独立する

フリーランスとして独立すると、個人で仕事を受注することになります。

実務経験を増やして実績を作り、ステップアップや単価アップを目指しましょう。

 

フリーランスになると、今まで以上に実力や成果が求められます。

あなただからこそできる事柄を強みとして、理想のキャリアや働き方を実現していきましょう。

 

必要な事務手続きをする

フリーランスとして活動するにあたり、必要な事務手続きは以下のとおりです。

手続き

手続き先

開業届

税務署

青色申告承認申請書

税務署

健康保険切り替え

役所

年金切り替え

役所

 独立した後にまずしなければいけないのが、健康保険や年金の切り替え手続きです。

資格喪失してから14日以内に役所で手続きをおこなう必要があります。

 

そして同時に、開業届や青色申告承認申請書を作成しましょう。

 

開業届は税務署の窓口に持参するか郵送、またはe-Taxソフトで電子申告することも可能です。

個人事業の開業届出手続きの詳細は、国税庁の公式HPを参考にしてください。

 

基本的には開業後1ヶ月以内の提出が推奨されていますが、提出しないからといって罰則はありません。

 

また、確定申告の書類作成の負担を軽減できるように、案件を受注したときはこまめに帳簿に記録するとよいでしょう。

 

フリーランスに向いている人の特徴

時間や場所に縛られないフリーランスの働き方には、魅力がたくさんあります。

しかし、フリーランスの働き方には向き不向きがあり、人によってはストレスを感じるケースも少なくありません。

 

フリーランスに向いているのはこのような人です。

フリーランスに向いている人の特徴

 

あなたがフリーランスに向いているかどうかチェックしてみましょう。

 

自己管理ができる人

フリーランスは時間やタスク、お金などを自分でしっかりと管理しなければいけません。

好きな場所で好きな時間に働けるメリットはありますが、フリーランスとしてうまくやっていくには自己管理が得意である必要があります。

 

特に案件を獲得できるようになったばかりの時期は、つい多く受けすぎてオーバーワークになってしまうことも。

体調やスケジュールに過度な負担をかけないためにも、自己管理が重要です。

 

成長意欲のある人

フリーランスとして働いていくには、仕事を自ら獲得して、そこで成果を出すことを継続していかなければなりません。

そのため、何ごとも向上心をもって取り組める人が向いています。

指示待ちの姿勢ではお客様が離れていってしまうでしょう。

 

わからないことがあっても自分で調べて学ぶ成長意欲が、フリーランスには必要不可欠です。

 

変化や失敗を恐れない人

フリーランスは常にリスクと隣り合わせで、案件を獲得しても翌月には契約終了ということもあり得ます。

こういった変化にも柔軟に対応し、たとえ失敗しても前向きに捉えて行動・改善し続けることが大切です。

 

成功しているフリーランスの多くが、裏では数々の失敗を経験しています。

フリーランスを目指しているなら変化や失敗を恐れず、積極的に行動していきましょう。

 

コミュニケーションスキルに長けている人

フリーランスはお客様に自分を売り込んだり、チームで働いたりすることが多く、円滑なコミュニケーションスキルが重要です。

納品物の期日や進捗状況などの報連相は最低限のことです。

 

コミュニケーションがうまく取れず、機械的なやりとりしかできない場合は継続してもらえない可能性があるので、注意しましょう。

 

リモラボならフリーランスに必要なスキルを習得できる

リモラボはSNS運用代行を中心に、自由な働き方を実現するオンラインスクールです。

スクールでは、PC1台で活躍するためのクライアントワークや案件獲得術など、実践的な内容が学べます。

 

特に女性は結婚や妊娠、出産、育児などさまざまなライフステージがあり、その度に壁にぶつかることもあるでしょう。

リモラボはSNSを通して女性が理想の働き方を叶えるために、さまざまなWebスキルを学べる場を提供してきました。

 

実際に累計1,800人以上(2023年7月現在)の女性の副業や独立、自己実現をサポートしています。

リモラボを受講した方の声を紹介します。

 

コロナをきっかけにフリーランスになったものの、夜も土日も働き続ける日々で将来が見えませんでした。

リモラボに入り、チーム化して稼働時間を減らすことで家族との時間が増え、大手との契約が決まり収入も安定しました。(Mさん)

 

「会社」に縛られる環境が苦手で3度の転職を経験。将来を模索している時にリモラボに入会。半年後、インスタ運用代行・コンサルで収入は9倍になりました。

自分のペースで仕事ができ、心も体も余裕がもてる充実した毎日です。(Aさん)

 

新卒で入った会社で12年働くも、休日出勤が当たり前。育休中、今後の自分のキャリアについて悩みリモラボに入会しました。

インスタ運用代行・コンサルでパート収入を超え、今では休日は家族との時間を楽しんでいます。(Mさん)

 

リモートワーク実践スクール「リモラボ」では、スクール内で実践しながらスキルを身につけられる環境が整っています。

詳しくはぜひこちらをご覧ください。 

>「リモラボ」について詳しく見る

 

まとめ

フリーランスは自分の得意分野で、時間や場所に縛られずに活躍できる働き方です。

未経験でスキルもないけどフリーランスになりたいと考えている方も、正しく準備して実績を積めば大丈夫。

 

この記事でフリーランスの働き方や独立までの流れを知って、ぜひ行動に移してみてくださいね。