インスタの運用をはじめたものの

「なんだかパッとしない」

「素人っぽさが抜けない」と、お悩みではありませんか?

今回はデザイン作成のポイントや投稿画像を作る手順についてお伝えします。

この記事を読み終わるころには、要点をおさえてお洒落な投稿が作れるようになっているはずです。

 

最初に知っておくといいデザインの4原則

デザインを作るために大切な4つのルールがあります。
センスより、このルールを知っているか知っていないかでデザインは大きく変わります。
丸ごと覚えておいて損はありません!

①整列:要素に一体性をもたせる

要素(タイトル、文章、素材など)に一体性をもたせるために、「見えない線」を意識しましょう。

「見えない線」とは、中心線、枠、余白のことです。
慣れないうちは実際に補助線を引いて、それに合わせて整列するのもよいですね。

整列を意識すると全体にまとまりが出て、投稿が読みやすくなります。

②反復:意識的に繰り返し使う

目立つ要素を繰り返して使うことを「反復」のルールと言います。
複数枚の画像を作成するときはイラストを同じ位置にしたり、同じ大きさで違うイラストを使用するなど、要素をあえて繰り返しましょう。

たとえば、箇条書きの冒頭の記号が●、▲、■と毎回違ったり、大きさが違ったりすると内容よりそっちが気になってしまいませんか?
同じ記号に統一して、等間隔に並んでいるからこそ内容に集中できる。
反復にはこんな効果があります。

③コントラスト:異なる要素の違いを明確にする

異なる要素や強調したい箇所ははっきりと違いがわかるように変えましょう。
同じ色や大きさで文字を書くと、要素の違いや、どこが重要なのかがわかりません。

重要な要素をより目立たせるためにフォントの大きさや色を変えたり、アンダーラインの活用、背景色の変更、フォントの入れ替えなどが効果的です。

④近接:関係する情報を近づける

関係する情報は近づけるというルールです。
写真や画像の説明文で「この文章はどの写真(画像)の説明なのかな?」と思ったことはありませんか?
画像や文字を均等に並べすぎると、それぞれの関係性がわかりにくくなります。関連のあるものはあえて近づけて、関係のないものは離して余白を作ると見やすくなります。

 

デザインはセンスで作るものではなく、デザインの根拠をしっかり持って作ることが大切です。
このデザインの4原則を理解すれば、センスがなくても見やすく伝わる投稿が作れます。

 

できれば避けたい!素人っぽく見えるデザイン

デザインのルールを学んだら、次はよくない例も知っておくと失敗を避けられます。

ここでは、垢抜けないデザインの特徴を6つお伝えします。

作った投稿がこれにあてはまっていないかチェックしてみてくださいね。

できれば避けたい!素人っぽく見えるデザイン

①彩度が高い・原色を使いすぎている

彩度が高すぎると、安っぽい印象になってしまいます。原色や高彩度な色は明度・彩度を少し変更して使うと垢抜けて見えます。

②たくさんの色を使っている

きれいに見せようとするあまり色を使いすぎると、本来伝えたいことが伝わらない可能性があります。
デザインに使用する色は3〜4色にまとめるのが理想です。色彩表で相性がよい色の組み合わせを探してみましょう。

③複数のエフェクトを使っている

影や縁取りなど、強調したり視認性を上げるエフェクトも、使いすぎると、逆に視認性が下がってしまいます。

まずは文字の大きさや適度な装飾をして見やすさを調整しましょう。

④整列していない

グリッド線を活用して各要素を並べましょう。

左右非対称、上下の余白のズレは思った以上に見る人に違和感を与えます。中心線やそろえるべき線を常に意識して配置しましょう。

⑤要素を詰め込みすぎている

伝えたいことが多いとしても、詰め込みすぎてどこが重要か伝わりづらいのはデザインではNGです。

目立たせたい箇所の装飾はひとつ、多くてもふたつまでがベストです。

それでも多くなる場合は、情報を減らしたりわけることも検討しましょう。

⑥文字が読みにくい

背景と文字の色は、色や濃さが似ていると見えにくいです。

背景が濃い色の場合は白い文字、背景が薄い色の場合は黒い文字や濃い文字にすると読みやすくなります。

 

0から投稿画像を作る手順

いよいよ投稿画像のデザインを作りましょう。

0から作るときの進め方とポイントをご紹介しますね。

0から投稿画像を作る手順

①ターゲットが好むデザインを探す

たとえば使う色ひとつでも、自分の好きな色ではなく、ターゲットが好む色にすることがポイントです。伝える情報や扱う商材によって好まれる色の傾向がありますので、近しいサービスのHPなどを見て調べてみるのもおすすめです。

イメージと違うカラーを使ってしまうと、ターゲットに刺さらないので注意が必要です。

②コンセプトに近いものを選別する

アカウントに対して「どのようなイメージをもってもらいたいか」「どのようなイメージをもってもらいたくないか」を考えます。
それをもとに素材を選んでいきます。

たとえば、女性向けのきれい系なイメージであればシンプルな女性らしさ、かわいい系であればだったらポップなデザインなど、コンセプトに合うカラーや素材を選びましょう。

③参考デザインをいくつか探す

最低でもふたつ以上は参考になるデザインを探しましょう。

ひとつの媒体だけではなく、幅広くリサーチする癖づけができるとよいですね。
Instagram以外にはPinterest(ピンタレスト)、画像検索(Google)などがおすすめです。

④いいと思った部分を言語化する

いいなと思ったほかのアカウントの投稿について、フォント・色味・配色・背景画像・装飾・レイアウトなどの観点で書き出しましょう。「いいな」で終わらず、「なぜいいのか」をしっかり言葉にすることが大切です。
言語化すると“丸パクリ”にならず、「いい」要素を真似ることでオリジナルのデザインが作れます。

⑤カラーリングを決める

カラーの決め手はメインカラー・アクセントカラー・サブカラーの3色です。コンセプトに合わせて相性がよい色をつなげていくと統一感が出て素人感がなくなります。

イチから自分で選ぶのが不安なら、書籍やネットにたくさん配色例があるので参考にするのもよいでしょう。

⑥組み合わせて作成する

プロフィールをタップしたときやおすすめ欄に載ったときに、どう見られるかという視点も意識して投稿を作ります。
ひとつの投稿として見られる場合、いくつか並んだ状態で見られる場合があるので、どんな形でも「いい印象」になるよう考えましょう。

たとえば、おすすめ欄に載ったときに文字が小さくないか、プロフィールを見たときに統一感はあるか、などです。

 

まとめ

デザインセンスがなくても、以下の3点を意識するだけで素人感のない垢抜けた投稿が作れます。

①デザインの4原則をおさえる
②素人っぽいデザインの特徴を把握しておく
③デザインを作る前は徹底的に準備をする

デザインはコツがつかめてくるとどんどん楽しくなります。
「センスがないので無理!」と諦めているあなたの参考になれば幸いです。

 


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