今、在宅ワークや副業の選択肢として注目を集めている「インスタグラム運用代行」。

運用代行とは、企業や個人の代わりにアカウントを管理したり、投稿作業をする仕事です。

 

インスタグラムの利用者が増え、ビジネスとしても注目されるようになったことで運用代行の需要は高まっています。

 

今回は、運用代行の役割やアカウント運用の基本的な流れをご紹介します。

これからインスタグラムの運用代行を仕事として獲得したいかたはぜひご覧ください。

 

インスタグラム運用代行の役割

インスタグラム運用代行の役割

まずインスタグラム運用代行の役割は、大きく「ゴースト型」と「プロデュース型」の2種類に分けられます。

それぞれ説明します。

 

①ゴースト型

  • 作業メインでかかる時間が少ない
  • 基本的に誰でもできる内容

 

②プロデュース型

  • アカウントの設計~集客までトータルサポート
  • マーケティングスキルを身につけると、継続案件につながる
  • 経験が必要な分、仕事の単価・需要は高い



「プロデュース型」は専門スキルや経験が必要なので、まだまだできる人が少なく、より需要が高い傾向です。

未経験のかたは、まずは「ゴースト型」から始めて、ゆくゆくは「プロデュース型」を目指していけるとよいでしょう。

 

「プロデュース型」に必要なスキルと仕事内容

「プロデュース型」に必要なスキルと仕事内容

「プロデュース型」のインスタ運用代行に必要なスキルは、

 

  • ライティング力
  • デザイン力
  • マーケティング力

 

この3つがメインです。

 

そして実際の仕事内容はこちらです。

  • コンセプト設計
  • 運用戦略の立案
  • 導線設計
  • アカウントの立ち上げ
  • 投稿作成
  • 分析と改善
  • 企画提案

プロデュース型の仕事内容

これらすべてを依頼される場合もあれば、一部だけ依頼される場合もあります。

インスタ運用代行をする場合は、いくつかのスキルをかけ合わせて、柔軟に対応できるようにしておくとよいでしょう。

 

アカウントを育てる5ステップ

アカウントを育てる5ステップ

インスタの運用代行を仕事にするためには、アカウントの正しい運用方法を知る必要があります。

1〜5のステップに分け、どんなことをするのか何に注意すればよいかをお伝えします。

 

ステップ1:準備期(1~1.5ヶ月)

ステップ1:準備期(1~1.5ヶ月)

アカウントの土台とも言える「コンセプト設計」と「競合リサーチ」は、しっかり時間をかける必要があります。

 

◆コンセプト設計

コンセプトとは、家づくりでいう「設計図」のようなものです。

設計図がないと家が立てられないのと同じで、コンセプトがないとアカウントはうまく育ちません。

まず、どんな人(ターゲット)にどんな内容を届けるのかを具体的に決めましょう。

 

◆競合リサーチ

競合とは、同業や同じターゲットを狙うライバルのことです。

競合アカウントをピックアップし、その中で自分のアカウントをどのように差別化するのか戦略を立てます。

 

リサーチする時はインスタグラムだけでなく、ほかのSNSでも調べると情報がたくさん集まります。

 

◆アカウントの設計

①ゴールを設定する

認知、ファン化、集客など。



②ゴールへの導線を設計する

Webサイトタップ、公式LINE登録など。

 

③コンセプトを設計する

ターゲット、テーマ、ブランディング。

 

④ペルソナを設定する

  • ターゲットよりもさらに具体的に対象となる“ひとり”を思い浮かべる。
  • 属性や悩み、1日の行動など細かく設定する。

 

⑤テーマを設定する

ペルソナに刺さる内容にするために、発信内容や競合リサーチをする。

 

⑥ブランディングを確立する

  • USP(ユニーク・セリング・プロポジション):独自の強みや特徴、メリット
  • 専門性:専門知識
  • 権威性:経験や実績、希少性

 

アカウント設計は、インスタ運用で1番大切とも言える部分です。

結果を出せるかどうかはここで7割が決まるとも。

しっかり時間をかけて取り組みましょう。

 

ステップ2:立ち上げ期(2~2.5ヶ月)

次は運用を開始する立ち上げ期です。

地道にコツコツと投稿、発信を続けていく期間です。

「インサイト(インスタの分析ツール)」でしっかりと分析して、数値から改善点を見つけていきましょう。



◆やることリスト

  • 投稿ネタのストック
  • フィード投稿
  • 認知拡大のためのアクション
  • ストーリーズ投稿
  • ハッシュタグ分析
  • インサイト分析
  • 投稿改善
  • ハイライト作成

 

◆インサイト分析でチェックする主な数値

  • 投稿の表示回数→インプレッション
  • 投稿への反応(いいね、保存など)数→エンゲージメント
  • プロフィールへのアクセス数→アクセス
  • 投稿に設置した外部リンクのタップ数→Webサイトタップ

 

当初設定したターゲットが集まり、理想のゴールに近づけているでしょうか?

もしズレがある場合は、早めにコンセプト設計や動線設計を見直しましょう。

 

ステップ3:安定期(3ヶ月~)

ステップ3:安定期(3ヶ月~)

アカウントが安定してくるこの期間は、停滞期とも言われる期間です。

ここで大切なのはPDCAを回すこと。

 

PDCAとは、Plan(計画)、Do(行動)、Check(分析)、Action(改善)の略。

どんどん施策を実行してそのデータを分析・検証するのがポイントです。

もしうまくいっていないところがあればコンセプトの見直しも検討しましょう。

 

この時期は、ユーザーとのコミュニケーションも大切です。

フォロワーが増える時期でもあるので、ライブ配信やストーリーズを活用してユーザーとコミュニケーションを取っていきましょう。

 

ステップ4:ファン化期(3ヶ月~)

ファン化期まで続けられる人は実はあまりいません。

立ち上げから育ててきたアカウントに、しっかりユーザーを根づかせるためには「濃いファン」をどれだけ増やせるかが大切です。

 

ファンを増やすための工夫は2つあります。

 

①フォロワーが喜ぶ企画を用意する

たとえば無料相談やプレゼントなど、フォロワーが喜んでくれる企画を考えましょう。

 

②アカウントの特徴が出る投稿をする

そのアカウントらしさを投稿に取り入れることで、ファン化につながります。

 

ステップ5:拡散期(3ヶ月~)

自然と投稿がシェアされるようになれば、一気に認知拡大する拡散期に突入です。

正しく運用できていれば、反応が止まらない状態になります。

 

シェアされるためには、役立つ投稿や上位表示される工夫が大切です。

ストーリーズやリール投稿も活用して、さらに認知を広げたりファンを増やすことを考えましょう。

 

投稿に関しては、過去に反応の良かったものをリメイクするのもおすすめです。

 

まとめ

これからインスタグラムの運用代行を仕事にするなら需要も単価も高い「プロデュース型」をぜひ目指してみましょう。

そのために1番大切なスキルは「マーケティング力」です。

 

そしてアカウントを正しく育てる5つのステップも外せません。

特に大事なのはステップ1の「準備期」で、ここをないがしろにしてよいアカウントは絶対に作れません。

まずはアカウントの土台となるコンセプトをしっかり設計しましょう。

 

そしてステップごとのポイントを押さえ、分析と改善を1つずつ積み重ねていくことで、確実に実績を積めます。

 

ぜひ戦略的な運用術を身につけ、顧客から求められるインスタグラム運用代行者になりましょう。

 


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