「フリーランスって意外とコミュニケーションが難しいな」
「どうしたらチームの雰囲気がもっとよくなるかな」
こんな風に仕事上のコミュニーケーションで悩んでいませんか?
フリーランスといっても、チームで仕事をしたりクライアントとのやり取りをしたり、仕事上でのコミュニケーション力が欠かせませんよね。
このやり取りがうまくいかないと、それぞれの実力が発揮しきれずよい仕事ができません。
今回は仕事を円滑に進めるためのコミュニケーションの取り方についてお伝えします。
チームの中で自分の役割を最大限活かすための6つの方法
1.自分の影響を考えて行動する
チームで仕事をする場合、自分の行動が誰にどう影響するか「点と線」を考えて行動しましょう。
「点(作業)」とはあなたのしている作業や仕事。
でも仕事はそれぞれの点と点がつながって「線」になり、その先にゴールがあります。
この「線」を意識して仕事ができると、自分の役割への考え方も変わってきますよね。
「言われたからやる」から「目的を理解してやる」になります。
そもそも仕事は全体像が見えていないと「私って一体何のために作業してるんだろう?」と納得感ややりがいにつながりません。
目的意識が明確であれば、自然と周囲への気遣いも生まれコミュニケーションもスムーズにいきます。
例:仕事を立体に捉える(イソップ童話:三人のレンガ職人) 経験を積めば「点→線→立体」で仕事を捉えられるようになります。 その有名な具体例をご紹介しますね。
イソップ童話の『三人のレンガ職人』の話です。 3人のレンガ職人に「何を作っているの?」とたずねたところ、それぞれこのように答えました。 1人目:『レンガ』を積んでいる 2人目:大きな壁を作っている 3人目:100年先に残る大聖堂を作っている
この中で、誰が一番目線が高く視野が広いのかは明らかですよね。 3人目は「100年先」の未来を見て、目的意識を持って働いている(=立体で見ている)ことがわかります。 |
これをインスタ運用の投稿作成で考えてみましょう。
ライティング担当がいて、次にリライト担当、そしてディレクターがいます。
ライティング担当者は単に文章を書くだけではなく、修正が少ないとリライト担当が楽になり、ひいてはディレクターが助かるという線や立体の考え方を心がけましょう。
2.自分の責任の所在を明確にする
チームで動くなら、最初に自分の責任の所在を明確にしましょう。
責任の所在があいまいでは、間違った進め方をしたり、担当外に手を出して二度手間になったりとトラブルの原因になるからです。
役割や担当を把握するのにおすすめのツールは「ガントチャート」です。
時系列に沿ってタスクを見える化することで、役割とその範囲が一目瞭然。
これがあれば「ライティングの確認がしたい」「デザインの修正をしたい」こんな時でも、誰に確認すればいいかすぐわかります。
チームメンバー全員が自分の役割とその範囲、他の人の担当範囲、タスクの進行状況。
これが把握できていれば仕事はスムーズに進むはずです。
3.自分の専門分野を客観的に見る
自分の専門分野であれば、根拠を持った発言ができるはずなので、しっかり断定で言い切りましょう。
仕事上で断定しない発言は、相手を困らせる原因です。「~だと思います」「~だと思いました」は自分主観での発言ですよね。
断定で答えないと「不確実なことなの?」「この人に任せて大丈夫かな」と相手に不信感を持たれます。
たとえば美容系アカウントなら薬機法の知識は不可欠。なのに、もし自分に薬機法の知識がなければ「たぶん〜です」「〜だと思います」という姿勢で仕事を進めることになります。
自分がやったことがないことは、はっきり経験がないと伝えたうえで仕事をしましょう。
そうしないと自分が大変なのはもちろん、クライアントにも迷惑をかけてしまいます。
4.仕事の場では感情で話さない
社会人として仕事の場で感情を出すのはNGです。あなたも感情的に話されて困ったことはありませんか?
ひとりが感情で話してしまうと、全体のパフォーマンスが下がることにもつながります。
クライアントは仕事を通して、たくさんの人との関わりがあります。
ちょっとした感情の変化でもすぐに察知され「この人は感情に振り回される人だ」という印象を与えてしまいます。
時には仕事への不安や不満があるかもしれません。でもそれをむやみに顔や言葉に出してよいことってひとつもないんです。
仕事に感情を持ち込まないプロとしての姿勢が必要ですね。
5.相手に察してもらわない
コミュニケーションはキャッチボールです。
相手が受け止めやすいボールを投げましょう。
よくない例は「~だと思うんですけど」と相手に察してもらうような話し方です。意見を求めているのか、それとも何が言いたいの?と思われます。
「私は~だと思いますが、いかがでしょうか?」と自分の意見と相手に求めることを明確に伝えるよう心がけましょう。
ボールを投げっぱなしにするのではなく、相手が受けとめやすい言葉や距離感を意識するのがコミュニケーションの基本です。
6.正しく人を褒める
人を褒めるのはよいことですが「必要なときに褒める」のが褒め方のポイントです。チーム運用の場合、ゴールに近づいたり成果につながることなら、積極的に褒めましょう。
「今日の投稿はいつもより伸びましたね!」
「コメントの返信丁寧にありがとうございます」
こんな風に、具体的に行動や成果を褒めるのがおすすめです。
「褒める」ことでメンバーのモチベーションが上がれば、チーム全体の士気も上がる好循環にもつながります。
またクライアントの場合は、仕事を円滑に進めるために、定期的に話す場をもうけましょう。
「この数字伸びましたね!ネタ出ししてもらったおかげです!」と相手の労力を労いつつ言葉にするのが大事です。
クライアントにも「この人はよく見てくれているな」という好印象が残ります。
正しい褒め方は、仕事を円滑に進めていくために必須のコミュニケーションポイントです。
コミュニケーションコストを意識する
仕事をする上で「コミュニケーションコスト」を意識できていますか?コミュニケーションは多すぎると「コスト」になります。
不要な時間や労力を相手から奪わないことがコミュニケーションコスト削減につながります。
たとえば、
-
できるだけコンパクトな文章にする
-
時間や労力を相手にかけてしまった場合は「感謝」を伝える
-
問い合わせ、確認事項はまとめてする
-
相手が何を返信するのか明確にする
このような点に気をつけると、お互い仕事がしやすく無駄なコミュニケーションも発生しません。
仕事ができる人ほど、このコミュニケーションコストを意識して動いています。
自分の役割を意識したコミュニケーションを
仕事は、ひとりで完結するものではありません。常にほかの誰かが関わって成り立っていることを忘れないでください。
「私は与えられた仕事だけをやる」という意識でいると、うまくコミュニケーションが取れずチームの統率を乱しかねません。
自分の役割をしっかり認識しつつ、相手の立場・状況も考えてコミュニケーションが取れるといいですね。
コミュニケーションがスムーズな環境ではそれだけでチーム全体の雰囲気がよくなり、それは自然に仕事の結果にもつながります。
コミュニケーション上手なフリーランスを目指しましょう。
リモートワーク実践スクール「リモラボ」では無料体験入学をおこなっています。
一歩を踏み出したい方はぜひ公式LINEに登録し、案内を受け取ってください。
また、登録いただいた方には無料特別講座をプレゼントしています!
\無料特別講座はこちらから/