「フリーランスとして働きたいと思っているけれど、女性でもできる仕事はあるの?」

「自分にフリーランスは向いているのだろうか?」

 

とフリーランスに興味はあっても、具体的な仕事のイメージがわかない方も多いのではないでしょうか。

今回は、女性がフリーランスとして働く場合の仕事内容やメリット・デメリットなどを体験談を交えて紹介しています。

 

この記事を読めばフリーランスの働き方がわかり、自分に合った在宅ワークが見つかります。

フリーランスを目指す女性の方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

女性フリーランスの仕事の現状

キャリアやライフスタイルを自分で選びたいと考える女性が増え、柔軟に働けるフリーランスへの注目が高まっています。

実際にどのような年代の人がどの程度収入を得ているのでしょうか。

 

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリアフリーランス協会(以降、フリーランス協会)が2022年に調査をおこなった「フリーランス白書2023」で報告されています。

 

白書によると、フリーランスとして働く人は35~55歳未満が70%近くを占めています。

男女の割合はやや女性が多く54.1%でした。

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリアフリーランス協会(以降、フリーランス協会)「フリーランス白書2023」より、フリーランスの年齢データ

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリアフリーランス協会(以降、フリーランス協会)「フリーランス白書2023」より、フリーランスの男女比データ

出典:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリアフリーランス協会「フリーランス白書2023」

 

このように35〜54歳の子育て世代がフリーランスの大半を占めています。

さらに男女の比率でも女性の方が多い点からも、子育てと仕事を両立させたいと考えて自由な働き方ができるフリーランスを選ぶ女性も多くいると考えられます。

 

同協会の2019年による調査では、女性フリーランスの月収は200万円未満が30.8%、200~400万円未満が28.9%、400~600万円未満が17.4%という結果で、人によって差が見られます。

 

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリアフリーランス協会「フリーランス白書2020」より、フリーランスの年収データ

出典:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリアフリーランス協会「フリーランス白書2020」

 

特に女性の場合は200万円未満が最も多いことから、個人差はあるものの夫の扶養範囲内で働くなどパート程度の収入を得ている人が多いといえます。

 

月収に影響する月平均労働時間は100時間未満が44%を占めており、副業として働く人、家事や育児の合間に働く人の割合が多くなっていると推察できます。

 

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリアフリーランス協会「フリーランス白書2020」より、フリーランスの月平均労働時間データ

出典:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリアフリーランス協会「フリーランス白書2020」

 

仕事を獲得する手段は男女ともに「人脈(知人の紹介含む)」が最も多く、割合は70.6%という結果でした。

 

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリアフリーランス協会「フリーランス白書2023」より、フリーランスの仕事獲得手段のデータ

出典:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリアフリーランス協会「フリーランス白書2023」

 

知り合いから仕事を紹介してもらうと、案件探しにかかる時間や労力を減らせます。

また、信頼関係のある相手との取引なので、安心して仕事ができますよね。

 

フリーランスとして仕事を始めるときは、紹介してもらえる人がいないか探してみるのはおすすめです。

 

女性フリーランスに人気な仕事4選

さまざまなフリーランスの仕事がある中で、在宅でできる女性に人気な仕事は以下の4つです。

 

女性フリーランスに人気な仕事「SNS運用代行」「Webデザイナー」「Webライター」「オンライン秘書」

 

それぞれの業務内容や必要なスキルを以下の表にまとめました。

自分に合っているか見極める判断材料にしてください。

 

職種

業務内容

必要スキル

向いている人

SNS運用代行

企業や個人の代わりにSNSを運用し、集客やマーケティングを支援

  • ライティング力

  • デザイン力

  • マーケティング力

  • SNSのトレンドに関心がある人

  • 分析力・提案力がある人

  • クライアントと円滑な関係を築ける人

Webデザイナー

Web上にあるコンテンツのデザイン制作

  • デザイン力

  • ヒアリング力

  • マーケティング力

  • Webの技術やデザインのトレンドに敏感な人

  • クライアントの意図をくみ取り、ユーザー目線で制作できる人

Webライター

Webメディアに掲載される文章を作成

  • 正しい日本語力

  • タイピング力

  • リサーチ力

  • 知的好奇心がある人

  • 自己管理ができる人

  • 活字に抵抗がない人

オンライン秘書

スケジュール管理や資料作成など、クライアントの秘書業務を代行

  • パソコンスキル

  • 柔軟な対応力

  • 問題解決力

  • スケジュール管理ができる人

  • 円滑なコミュニケーションが図れる人

  • 臨機応変に対応できる人

 

女性がフリーランスになるメリット・デメリット

仕事を始める前に、フリーランスとして働く際のメリット・デメリットについて知っておきましょう。

 

メリット

女性がフリーランスになるメリットは、以下の3つが考えられます。

 

女性がフリーランスになるメリット3つ

 

働く場所や時間を調整しやすい

フリーランスとして働く際のメリットのひとつは「働く場所や時間を調整しやすい」ことです。

女性ならではのライフスタイルの変化に合わせて自宅で仕事をすることも、カフェやコワーキングスペースで仕事をすることも可能です。

家事や子育てをしながらでも柔軟に調整できます。

 

頑張り次第で収入アップが見込める

フリーランスは自分のスキルや経験に応じて仕事の単価を設定できるほか、仕事の量や質を自分で選ぶことができます

そのため、頑張れば頑張るほど収入アップが見込めるでしょう。

 

仕事以外の余計なストレスから解放される

フリーランスは一緒に働く人を選べるため、会社員と違って上司や同僚などとの人間関係の悩みが減ります

通勤もなく満員電車に乗る必要もないため、仕事以外のストレスから解放されます。

 

デメリット

一方でデメリットは、以下の3つです。

 

女性がフリーランスになるデメリット3つ

 

会社員のような産休・育休制度がない

会社員であれば産休・育休中でも一定基準の給与を受け取れる場合がありますが、フリーランスはそのような制度がありません。

出産・育児のために休むと、収入が途絶えてしまいます。

 

保育園探しに苦労する可能性がある

入園基準は自治体により異なりますが、就労実績とそれに見合った収入の証明が必要になることがあります。

就労状況が変動しやすいフリーランスは、会社員よりも保育園に入りにくくなる場合があるでしょう。

 

悩みを相談できる女性フリーランスが少ない

会社員と違い同僚や上司とのコミュニケーションが少ないことはトラブルになりにくいメリットがあるものの、仕事やプライベートの悩みを相談できる人が少なくなります

さらに、同じようにフリーランスとして働く女性が周りにいない場合は、相談相手を見つけにくいです。

 

【体験談】女性フリーランスの実態

リーモートワーク実践スクール「リモラボ」は、実践的なスキルを身につけられる女性限定のオンラインスクールです。

女性フリーランスに人気のSNS運用代行を中心に、Webライター、Webデザインなどとして完全リモートで働けるカリキュラムが充実しています。

 

女性フリーランスとして実践的な力を身につけられるリモートワーク実践スクール「リモラボ」

 

「リモラボ」で学び、フリーランスとして活躍中の女性の体験談を紹介します。

 

「家事と仕事を両立できる」Nさん:インスタ運用代行

Nさんがフリーランスになったきっかけ

夫の海外駐在が決まり、会社員を辞めて専業主婦になりました。

退職したことで夢や目標がなくなり、退屈な日々を過ごしながら自分で収入を得られないもどかしさを感じていました。

 

1日のスケジュール

5:00 起床。朝食の支度や洗濯など

6:30 スケジュール確認、クライアントワーク

8:00 ミーティングや自分のSNS発信

10:00 クライアントワーク

11:30 昼食・休憩

13:30 クライアントワーク

16:30 ジムで運動

17:30 夕食

21:00 クライアントワークや学習

23:00 就寝

 

【フリーランスになってみての感想】

海外にいても働けることが魅力です。

夫と一緒にご飯を食べられること、家事と仕事を両立できることが気に入っています。

 

「子どもの体調不良にも対応できる」Sさん:オンライン秘書、インスタ運用代行

Sさんがフリーランスになったきっかけ

事務職として働いてたものの、育休が取れず出産を機に専業主婦に。「やりがいのある仕事がしたい」「子ども中心の生活を送りたい」との思いからフリーランスになりました。

 

1日のスケジュール

6:30  起床

7:00  朝食、家事、子どもの見送り

9:00  スケジュール確認、クライアントワーク

12:00 昼食

13:00 クライアントワーク

16:00 仕事終了、子どもの迎え

18:00 夕食、家事、子どもとの時間

23:00 就寝

 

【フリーランスになってみての感想】

働く時間や仕事量を調整しながらスケジュールを組めることが魅力です。しっかり働く日もあれば、プライベートを優先して隙間時間に仕事をする日もあります。子どもの急な体調不良にもすぐに対応できます。

 

女性フリーランスが仕事を獲得する方法

フリーランスとして働くためのスキルや働き方のイメージができたら、仕事を獲得するための方法を把握しましょう。

一般的には以下の方法があります。

 

女性フリーランスが仕事を獲得する方法

 

それぞれの特徴や具体的な仕事の探し方は「女性でもできる!フリーランスの仕事の取り方6つを徹底解説」で詳しく紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。

 

フリーランスに向いてる人・向いていない人

フリーランスの働き方は、自由な時間や場所で仕事ができるというメリットがありますが、すべての人に合うとは限りません。

どんな人がフリーランスに向いているのか、向いていないのか、特徴をまとめました。

フリーランスに向いている人・向いていない人の特徴

 

あなたがフリーランスの働き方に合っているかどうかの判断材料にしてみてください。

 

女性フリーランスが仕事で成功する秘訣

次にフリーランスとして成功するために意識したい3つの秘訣をご紹介します。

 

女性フリーランスが仕事で成功する秘訣3つ

 

納期を厳守する

納期を守れないとクライアントに迷惑をかけることになり、信頼を失います。

たとえよい成果物を提出したとしても、その後の仕事を継続してもらえない可能性が高くなります

誰にでも意識すれば守れることだからこそ、フリーランスになりたての頃は特に意識しましょう。

 

ポートフォリオやSNSアカウントを営業ツールにする

自分の経験や実績を見せるために、ポートフォリオを作ったり、SNSアカウントで発信したりしましょう。

SNSで継続して投稿することで、それを見たクライアントから直接声がかかることもあります。

 

自己管理を徹底する

フリーランスは案件を受けてから納品まで、スケジュール管理を自分自身でおこなう必要があります。

また、業務だけでなく体調管理も重要です。

仕事を引き受けすぎて体調を崩すことがないよう、仕事とプライベートの時間配分を無理なく調整しましょう。

 

まとめ:女性フリーランスとして仕事を始めるならオンラインスクール「リモラボ」

今回は、女性フリーランスの仕事と働き方についてご紹介しました。

女性フリーランスに人気の在宅ワークは以下の4つで、時間や場所にとらわれず柔軟に働くことができます。

 

  • SNS運用代行

  • Webデザイナー

  • Webライター

  • オンライン秘書

 

オンラインスクール「リモラボ」では、これらのスキルを身につけることができます。

学んだことを実践して仕事を獲得し、理想の働き方を叶えられるカリキュラムが充実!

 

詳しくはぜひこちらをご覧ください。

「リモラボ」について詳しく見る

 

フリーランスとして仕事を始めたいと考えている女性は、今すぐ行動してみてくださいね。